社協だより「みんないいひと相模台」 2012年(平成24年)3月15日(木曜日)



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※以下の内容は記事と全く同じ内容をテキストで書き写したものです。

・社協だより「みんないいひと相模台」(平成24年3月15日掲載)
◆相模台地区社会福祉協議会主催福祉講座〜with you〜こころ「鈴木加奈子演奏&トーク」◆
去る2月4日相模台公民館大会議室で、平成23年度の相模台地区社会福祉協議会主催による福祉講座が開かれました。
タイトルは見出しの通りで午後2時から1時間半にわたってトロンボーンの演奏とその合間に彼女が体験談を語るという内容でした。
当日の参加者は200人ほどでしたが、演奏者鈴木さんは生まれつき視覚にハンディがあり、我々健常者では想像もつかない体験をしてこられた方です。
鈴木さんは三歳からピアノを始め、中学1年の時トロンボーンと出会い、高校生になって、この楽器の持つ「音の迫力と動きの大きさ」に魅了されたといいます。
大学は昭和音楽大学に進学。
視覚障害者を特別扱いしない仲間に恵まれ、これまで以上に演奏に打ち込む日々が続いたそうです。
大学を首席で卒業した鈴木さん「苦労も喜びに感じられた」と振り返りながら、2003年8月支えてくれた仲間への感謝の気持ちを表すソロコンサートを開催。

〈運命的なナンシーとの出会い〉
これをきっかけとして鈴木さんはプロのトロンボーン奏者としてだけでなく、作曲も手掛けるなど一人立ちの道を歩みはじめます。
その頃、彼女にとって運命的な出会いが待ち受けていました。それは盲導犬ナンシーとの出会いです。
盲導犬は現在全国1067頭しかいないそうで、彼女の場合も3年ほど待ったといいます。
やっと出会えた盲導犬は女の子で、名前が「ナンシー」と聞いて驚きます。
なぜかと言えば彼女が中学生の頃のニックネームが同じナンシーだったからで、不思議な縁を感じたそうです。
以来今日まで日々の生活はもちろん演奏会やトロンボーン教室の講師をはじめオーケストラのメンバーとして出演するなど、すべての行動の同伴者として欠かせない存在になっているとの事でした。
トロンボーンの力強い音色と哀愁に満ちた演奏でした。
彼女のトークが明るく爽やかで、日頃我々が経験したことのない盲導犬の接し方などを知る良い機会となり大変感動的な演奏&トークでした。
(総務企画部会 小川政義)