タウンニュース 2004年(平成16年)7月22日(木曜日)



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※以下の内容は記事と全く同じ内容をテキストで書き写したものです。

・タウンニュース(平成16年7月22日掲載)
◆人物風土記◆〜みんなにとっての”プラス”に〜
トロンボーンのソリストとして、念願だった2度目のコンサートを開催する。
シンセサイザー奏者の天賀典彦さんと組むユニット「BORN」のオリジナル曲10曲あまりを披露。
コンサートのタイトルは『プラス・・・』。
このコンサートが「BORN」にとって、そしてお客さん一人一人にとってプラスになってほしいとの思いからつけた。
トロンボーンとの出会いは中学で入部した吹奏楽部。
生まれつき弱視であるために譜面を覚えやすい他の楽器をすすめられた。
その後入学した県立橋本高校で念願のトロンボーンを手にしてからは、トロンボーン一筋に。
卒業後、昭和音楽大学音楽学部器楽学科に入学。
トロンボーンは知れば知るほど奥が深く難しい楽器だという。
「魅力は人の声に近い、自然な音色。男性の声と同じ音域なんです。それをあえて女性が吹くのもおもしろいかな、と思って」
とさわやかな笑顔を見せる。
両親と大学生の弟、ペットのチワワと暮らす。
家族の支えもあって普段から卓球に挑戦したり、杖を使って一人で外出する訓練をしたりととても活動的で、ハンディがあることを全く感じさせない。
今特に夢中になっているのはパソコン。
自身のホームページも制作している。
ホームページを見て、演奏を聴きに来てくれることもあるそう。
小学校の福祉の学習に呼ばれて話をしたり、演奏したりすることもある。
「子供たちは反応が素直。見ていると、とても楽しい。」
とうれしそうに語る。
音楽の輪を地元から全国に広げていくのが夢。
「音楽を通してたくさんの人と出会いたい。トロンボーンのことをもっと知ってほしい。そして一番大切にしたい場所だから、これからも相模原で活動していきたい」。
そう力強く語る言葉から、音楽に対する熱い思いが伝わってきた。